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| 兼光智子, "プログラム依存グラフを用いたリファクタリング候補の自動特定と可視化," 修士学位論文, 大阪大学, 2011年. | |
| ID | 143 |
| 分類 | 学位論文 |
| タグ | maintenance refactoring visualization |
| 表題 (title) |
プログラム依存グラフを用いたリファクタリング候補の自動特定と可視化 |
| 表題 (英文) |
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| 著者名 (author) |
兼光智子 |
| 英文著者名 (author) |
Kanemitsu Tomoko |
| キー (key) |
Kanemitsu Tomoko |
| 学校名 (school) |
大阪大学 |
| 出版社住所 (address) |
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| 刊行月 (month) |
2 |
| 出版年 (year) |
2011 |
| URL |
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| 付加情報 (note) |
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| 注釈 (annote) |
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| 内容梗概 (abstract) |
リファクタリングとはソフトウェアの外部的な振る舞いを保ちつつ,ソフトウェアの内部構造を改善することによりソフトウェアの設計品質を高める技術である.保守の効率化において重要であるが,手動によるリファクタリングは誤りが混入しやすいため,その作業を自動化する手法及びツールが必要である.本研究では,メソッド抽出リファクタリングの候補を支援し提示する手法を提案する.メソッド抽出リファクタリングとは,メソッドの一部を別のメソッドとして切り出すことである.これまでの研究により,メソッド抽出リファクタリングは他のリファクタリングの前に頻繁に行われることが示されており,メソッド抽出リファクタリングを支援することは重要である.既存研究では行数や複雑さを基にメソッド抽出リファクタリングの候補を提示するが,本来メソッドは機能に基づいて分割することが望ましい.本研究では,文の間のデータの繋がりに着目する.データの繋がりの強い部分が1 つの機能を表すと考え,メソッド抽出リファクタリングの候補を求め,自動的に提示する手法を提案する.提案手法では,リファクタリング可能な部分を特定するだけでなく,リファクタリングすべき部分を提示する.
提案手法を用いてリファクタリングの支援を行うツールを開発し,学生に対して実験を行った.その結果,他のツールでは提示することのできなかった有用な候補を提示することができ,14 人中12人からグラフによるリファクタリング候補提示は直感的でわかりやすいという意見が得られた.また,ツール改良の結果,自動的に有用なリファクタリング候補を提示することができ,ユーザビリティも向上した. |
| 論文電子ファイル | syuron_t-kanemt.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
| BiBTeXエントリ |
@masterthesis{id143,
title = {プログラム依存グラフを用いたリファクタリング候補の自動特定と可視化},
author = {兼光智子},
school = {大阪大学},
month = {2},
year = {2011},
}
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