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森内, "Dockerイメージの品質改善を目的としたDockerfile最適化支援ツール," , 2025年2月. | |
ID | 850 |
分類 | 学位論文 |
タグ | |
表題 (title) |
Dockerイメージの品質改善を目的としたDockerfile最適化支援ツール |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
森内 涼太 |
英文著者名 (author) |
Ryota Moriuchi |
キー (key) |
Ryota Moriuchi |
刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2025 |
刊行形式 (howpublished) |
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URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
軽量なコンテナ型仮想環境プラットフォームとしてDockerが注目されている.Dockerではコンテナを作成するためにDockerイメージを用いる.DockerイメージはDocker Hubなどのホスティングサービスを通じて共有が可能であり,仮想環境の再現性や可搬性の高さに貢献している.Dockerイメージの品質改善としては,Dockerfileから生成されるDockerイメージのサイズとビルド時間の削減が重要である.しかしながら,Dockerfileの最適化作業に必要なビルド時の動的情報は,コードエディタ上の静的情報であるソースコードからは把握できない.そのため,動的情報はDockerfileのエディタとは独立したターミナル上で確認する必要があり,Dockerfileの各行との対応が取りづらい.また,最適化効果の把握に必要なビルド間の差分を直接把握する方法は存在しない.本研究ではDockerイメージの品質改善を目的としたDockefile最適化支援ツールを提案する.提案ツールはビルド時の動的情報を解析し,解析結果をコードエディタ上で閲覧できる機能を提供する.本研究では提案ツールの有効性を評価するために被験者実験を実施した.被験者実験の結果,Dockerイメージのサイズ削減を目的とした最適化作業に対して,正確性と効率性の向上に一定の効果があることを確認した.一方で,提案ツールには改善の余地があることも判明した.被験者実験の結果を踏まえ,一部の機能に対して改善を行った. |
論文電子ファイル | draft.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@misc{id850, title = {Dockerイメージの品質改善を目的としたDockerfile最適化支援ツール}, author = {森内 涼太}, month = {2}, year = {2025}, } |