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鵜久森将隆, "トレーサビリティ実現のためのソフトウェアタグ生成基盤システムの開発," 修士学位論文, 大阪大学, 2010年. | |
ID | 79 |
分類 | 学位論文 |
タグ | StagEプロジェクト |
表題 (title) |
トレーサビリティ実現のためのソフトウェアタグ生成基盤システムの開発 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
鵜久森将隆 |
英文著者名 (author) |
Masataka Ugumori |
キー (key) |
Masataka Ugumori |
学校名 (school) |
大阪大学 |
出版社住所 (address) |
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刊行月 (month) |
0 |
出版年 (year) |
2010 |
URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
ソフトウェアの開発における定量的データの収集・分析は,ソフトウェア受注者側のプロセス改善やプロジェクトの進捗・品質管理を目的としている. しかし近年,ソフトウェア発注者側の視点に立った開発プロジェクトデータのより幅広い活用が求められ,ソフトウェアへのトレーサビリティの適用が提案されている. ソフトウェアに対するトレーサビリティとは製品品質や開発状況の把握が発注者にも可能なことを意味する. このソフトウェアトレーサビリティを実現する技術としてソフトウェアタグに関する研究・開発が行われている. ソフトウェアタグとはソフトウェア開発中に収集された種々のメトリクスをパッケージ化したものである. ソフトウェアタグを実現するにはソフトウェアタグの規格化,データ収集・可視化・評価手法の開発,実証実験の実施,法的諸問題の検討といった様々な課題がある. 本研究ではソフトウェア開発プロジェクトの実証データからデータを収集し,ソフトウェアタグを生成するシステムを提案する. ソフトウェアタグの生成方法は,どのようなプロジェクトにも適応できること,低コストであること,生成されたソフトウェアタグが利便性の高いものであることが要求されている. 提案するシステムは,収集する対象データをユーザが定義できる機能をもち,この定義に従ったGUIの入力フォーマットを提供する. 収集対象データをユーザが定義できることにより,どのようなプロジェクトにも利用が可能なシステムを実現した. また一部のデータ項目では自動データ収集機能を提供する. 自動データ収集機能により,低コストでのソフトウェアタグ生成を実現した. 自動データ収集機能の実装においては,ソフトウェア開発時に利用される開発支援ツールの機能や特徴を調査し,開発支援ツールから生成される実証データからデータを収集する方法を検討した. さらに,収集,生成されたデータをXML形式のソフトウェアタグとして出力することによりソフトウェアタグの利便性向上の要求に対応した. 実験ではあるソフトウェア開発プロジェクトのデータを用いて,開発したシステムでのデータ入力コストを評価した. その結果,1回の入力において利用者の作業時間は平均2分程度であり,入力における負荷はそれほど高くないことを確認した. |
論文電子ファイル | paper.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
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