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藤本, "自動テスト生成を利用した自動プログラム修正出力パッチの分類 —パッチ確認コスト削減を目的として—," 修士学位論文, 大阪大学, 2022年. | |
ID | 738 |
分類 | 学位論文 |
タグ | |
表題 (title) |
自動テスト生成を利用した自動プログラム修正出力パッチの分類 —パッチ確認コスト削減を目的として— |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
藤本 章良 |
英文著者名 (author) |
Akira Fujimoto |
キー (key) |
Akira Fujimoto |
学校名 (school) |
大阪大学 |
出版社住所 (address) |
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刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2022 |
URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
ソフトウェア開発において効率的なデバッグを行うため,自動でプログラムを修正するツールが数多く提案されている.自動プログラム修正ツールは,バグを含むプログラムとテストスイートを与えると,そのテストスイートを通過するようにプログラムを修正したパッチを出力する.しかし,与えられたテストスイートに過剰に適合した結果,完全にバグを修正しきれていない状態のパッチを出力する場合が多く,パッチの適用にあたっては利用者によるパッチの確認が必要である.また自動プログラム修正ツールは,修正候補として複数のパッチを出力する場合があり,パッチ数が多い場合はそれらの確認に多大なコストを要する.
そこで本研究では,パッチの確認コスト削減を目的とし,自動テスト生成技術を利用して,パッチを振る舞いごとにグループ化する手法を提案する.振る舞いが同じパッチのグループの中から1つのパッチを選択し確認することで,そのグループに含まれるパッチ全ての正誤を判断でき,目視によるパッチの確認回数を削減可能である.提案手法では,各パッチに対して自動テスト生成を行い,パッチと生成したテストを相互に実行し,この実行結果を用いて分類を行う.評価実験を行った結果,提案手法は確認すべきパッチ数を83%削減した. また,正誤の異なるパッチの別グループへの分類可能性について調査したところ,調査対象とした41個の題材のうち,28個で分離に成功した.加えて分類に成功した題材の特徴,自動テスト生成回数と分類精度の関係性についても調査を行なった. |
論文電子ファイル | a-fujimt_202202_mthesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@masterthesis{id738, title = {自動テスト生成を利用した自動プログラム修正出力パッチの分類 —パッチ確認コスト削減を目的として—}, author = {藤本 章良}, school = {大阪大学}, month = {2}, year = {2022}, } |