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土居, 肥後, 楠本, "ギャップを含むクローンセットの検出と評価," 情報処理学会論文誌, 62(6), pp. 1350-1357, 2021年6月. | |
ID | 709 |
分類 | 論文誌 |
タグ | |
表題 (title) |
ギャップを含むクローンセットの検出と評価 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
土居 真之,肥後 芳樹,楠本 真二 |
英文著者名 (author) |
Masayuki Doi,Yoshiki Higo,Shinji Kusumoto |
キー (key) |
Masayuki Doi,Yoshiki Higo,Shinji Kusumoto |
定期刊行物名 (journal) |
情報処理学会論文誌 |
定期刊行物名 (英文) |
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巻数 (volume) |
62 |
号数 (number) |
6 |
ページ範囲 (pages) |
1350-1357 |
刊行月 (month) |
6 |
出版年 (year) |
2021 |
Impact Factor (JCR) |
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URL |
http://doi.org/10.20729/00211545 |
付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
これまでに多数のクローン検出手法が提案されている.検出手法には互いに類似するコード片のペアであるクローンペア形式で出力する手法と互いに類似するコード片の集合であるクローンセット形式で出力する手法がある.どちらの形式で出力すべきかはクローン情報の用途によって異なるため,クローンの検出は両方の形式で出力できることが好ましい.しかし多くの既存検出手法では文の挿入や削除といったギャップを含むクローンはクローンペアの形式でしか出力できない.さらにクローンセットを検出できる手法は検出の精度やスケーラビリティの面で課題が残る.本研究では極大クリーク列挙アルゴリズムを利用してクローンペア形式で表されたクローンの情報からクローンセットを検出する手法を提案する.提案手法ではコード片を頂点,2つのコード片がクローンペアであることを辺と見なしたグラフを作成したときに極大クリークを1つのクローンセットと見なす.実験では提案手法を実装したツールを5つのオープンソースソフトウェアに対して適用した.提案手法と検出の精度に課題がある既存手法に対して同じクローンペア情報を与えたところ,すべての対象ソフトウェアに対して提案手法の方が多くのクローンセットを検出しており,既存手法で検出されるクローンセットが提案手法では細かく分割されていることが確認できた.また,提案手法はクローンペア情報から数秒でクローンセットを高速に検出できた. |
論文電子ファイル | 1-2.paper.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@article{id709, title = {ギャップを含むクローンセットの検出と評価}, author = {土居 真之 and 肥後 芳樹 and 楠本 真二}, journal = {情報処理学会論文誌}, volume = {62}, number = {6}, pages = {1350-1357}, month = {6}, year = {2021}, } |