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佐々木唯, 肥後芳樹, 柗本真佑, 楠本真二, "プログラムに対する欠陥限局の適合性計測," 情報処理学会論文誌, 62(4), pp. 1029-1038, 2021年4月. | |
ID | 705 |
分類 | 論文誌 |
タグ | fault localization measurement program suitability |
表題 (title) |
プログラムに対する欠陥限局の適合性計測 |
表題 (英文) |
Measurement of Program Suitability for Fault Localization |
著者名 (author) |
佐々木唯,肥後芳樹,柗本真佑,楠本真二 |
英文著者名 (author) |
Yui Sasaki,Yoshiki Higo,Shinsuke Matsumoto,Shinji Kusumoto |
キー (key) |
Yui Sasaki,Yoshiki Higo,Shinsuke Matsumoto,Shinji Kusumoto |
定期刊行物名 (journal) |
情報処理学会論文誌 |
定期刊行物名 (英文) |
IPSJ Journal |
巻数 (volume) |
62 |
号数 (number) |
4 |
ページ範囲 (pages) |
1029-1038 |
刊行月 (month) |
4 |
出版年 (year) |
2021 |
Impact Factor (JCR) |
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URL |
http://doi.org/10.20729/00210553 |
付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
欠陥限局とはプログラムに含まれる欠陥箇所を推測する技術である.なかでも近年,Spectrum-Based Fault Localization(SBFL)に関する研究がさかんに行われている.SBFLは,テストケースごとの成否と,どの文が実行されたかという情報を用いて,プログラム中の欠陥箇所を推測する技術である.同一機能のプログラムであってもプログラムの構造が異なれば,同じテストケースによって実行される文が変化するため,SBFLの精度に違いが生じる可能性がある.本論文では,プログラムがSBFLにどの程度適しているかを,そのプログラムに対するSBFL適合性として提案する.SBFL適合性は,あるプログラムに対するSBFLの精度を表している.また,本論文ではSBFL適合性の1つの評価指標として,SBFLスコアの計測手法を提案する.提案手法は,すべてのテストケースを通過するプログラムに対し,ミューテーションテスト技術を活用して意図的に欠陥を発生させ,SBFLによってその欠陥箇所をどの程度正確に特定できたかを計測する.リファクタリングを題材に,プログラム構造の違いによるSBFLスコアの違いを分析した結果,同一条件分岐先で実行される文の総数が,SBFLスコアに影響を与える要素であることを確認した. |
論文電子ファイル | 利用できません. |
BiBTeXエントリ |
@article{id705, title = {プログラムに対する欠陥限局の適合性計測}, author = {佐々木唯 and 肥後芳樹 and 柗本真佑 and 楠本真二}, journal = {情報処理学会論文誌}, volume = {62}, number = {4}, pages = {1029-1038}, month = {4}, year = {2021}, } |