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谷門照斗, "ソースコード理解性向上のための探索的リファクタリング手法," 修士学位論文, 大阪大学, 2019年. | |
ID | 576 |
分類 | 学位論文 |
タグ | |
表題 (title) |
ソースコード理解性向上のための探索的リファクタリング手法 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
谷門照斗 |
英文著者名 (author) |
Akito Tanikado |
キー (key) |
Akito Tanikado |
学校名 (school) |
大阪大学 |
出版社住所 (address) |
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刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2019 |
URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
近年,ソフトウェアの大規模化・複雑化に伴い保守コストが増大している.
保守作業全体の中で最も時間を占める作業はソースコード理解であると言われている. したがって,ソースコードの理解性を向上させることで保守作業コストを削減できると考えられる. ソースコードの理解性に関して,変数が宣言されてから参照されるまでの間に多くの処理を含む場合,理解するためのコストが増大するという報告がある. そこで本研究では,ソースコードの理解性を向上させることを目的として,プログラム文を並べ替えることで変数の宣言と参照が近くなるようにリファクタリングする手法を提案する. すべての変数の宣言と参照の距離が最短となるような最適なリファクタリングを行うためには,膨大な計算量を必要とするため,提案手法ではリファクタリングの質と実行時間のバランスを利用者が調整することを可能にするために探索アルゴリズムを用いてリファクタリングを行う. 探索アルゴリズムとは,試行錯誤を繰り返すことで多数の解の候補の中からより良い解を見つけるためのアルゴリズムであり,現実的に最適解を求めるのが困難な問題に対して近似解を得るために用いられる手法である. 提案手法を実装し,オープンソースソフトウェアに対して適用したところ,開発者が理解しやすいリファクタリングを行うことができることを示した. |
論文電子ファイル | a-tanikd_201902_mthesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@masterthesis{id576, title = {ソースコード理解性向上のための探索的リファクタリング手法}, author = {谷門照斗}, school = {大阪大学}, month = {2}, year = {2019}, } |