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田中紘都, まつ本真佑, 楠本真二, "オブジェクト指向言語における関数型イディオムの実態調査," ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018, pp. 184-191, 2018年8月. | |
ID | 559 |
分類 | 研究会・全国大会等 |
タグ | |
表題 (title) |
オブジェクト指向言語における関数型イディオムの実態調査 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
田中紘都,まつ本真佑,楠本真二 |
英文著者名 (author) |
Hiroto Tanaka,Shinsuke Matsumoto,Shinji Kusumoto |
編者名 (editor) |
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編者名 (英文) |
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キー (key) |
Hiroto Tanaka,Shinsuke Matsumoto,Shinji Kusumoto |
書籍・会議録表題 (booktitle) |
ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018 |
書籍・会議録表題(英文) |
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巻数 (volume) |
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号数 (number) |
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ページ範囲 (pages) |
184-191 |
組織名 (organization) |
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出版元 (publisher) |
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出版元 (英文) |
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出版社住所 (address) |
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刊行月 (month) |
8 |
出版年 (year) |
2018 |
採択率 (acceptance) |
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URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
プログラミング言語の進化は,プログラムを構成する要素や部品をどのように分解し組み合わせるかという考え,すなわちパラダイムの進化と隣り合わせである.代表的なパラダイムとしてはオブジェクト指向や関数型が広く知られており,近年ではこれらを組み合わせた実装方法,つまりマルチパラダイムな実装方法が浸透しつつある.その中でもオブジェクト指向言語として登場した Java は,2014 年に関数型に基づく様々な記法 (イディオム) を採用した.これにより,Java 開発者にとってはオブジェクト指向に加え,関数型の採用という選択肢が増えたといえる.しかしながら,Java を用いた実際の開発現場において関数型が採用されているか,また関数型のイディオムがどのように利用されているかは明らかになっていない.本研究では,Java を用いたオープンソースプロジェクト 100 個の約 13 万リビジョンを対象に,3 種類の関数型イディオム (ラムダ式と Stream,Optional) の利用実態を調査する.調査により,実際のプロジェクトのうちラムダ式を採用しているプロジェクトは 18% である一方,Stream を採用しているプロジェクトは 5% であり,Stream の利用は浸透していない事が示された.また,関数型イディオムを採用する主な理由は,可読性やパフォーマンスの向上のためであり,一方で関数型イディオムを採用しない理由は,JDK 6 / 7 に対する後方互換性や保守性の維持のためであるという調査結果が得られた. |
論文電子ファイル | IPSJ-SES2018037.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@inproceedings{id559, title = {オブジェクト指向言語における関数型イディオムの実態調査}, author = {田中紘都 and まつ本真佑 and 楠本真二}, booktitle = {ソフトウェアエンジニアリングシンポジウム2018}, pages = {184-191}, month = {8}, year = {2018}, } |