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谷門, "再利用に基づく自動プログラム修正における再利用候補の絞り込み手法の実装と評価," , 2017年2月. | |
ID | 484 |
分類 | 学位論文 |
タグ | debugging automated program repair code reuse |
表題 (title) |
再利用に基づく自動プログラム修正における再利用候補の絞り込み手法の実装と評価 |
表題 (英文) |
Implementation and Evaluation of Methods to Narrow Down Reuse Candidates in Reuse-Based Automated Program Repair |
著者名 (author) |
谷門 照斗 |
英文著者名 (author) |
Akito Tanikado |
キー (key) |
Akito Tanikado |
刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2017 |
刊行形式 (howpublished) |
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URL |
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付加情報 (note) |
特別研究報告 |
注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
ソフトウェア開発において,デバッグは工数の大部分を占めるといわれている.そのため,デバッグの工数削減を目的として,自動プログラム修正に関する研究が活発に行われている.自動プログラム修正手法として,既存プログラム文の再利用に基づいて修正を行うものがある.自動プログラム修正は,プログラムの変更とテスト実行の2段階で構成され,すべてのテストを通過するまでプログラムの変更とテスト実行を繰り返す手法である.プログラムに加える変更としては,プログラム文の挿入や削除,置換がある.再利用に基づく手法におけるプログラム文の挿入では,ソースコード中のすべてのプログラム文を再利用候補とし,再利用候補の中から挿入する文をランダムに選択する.しかし,修正対象のプログラムの規模が大きくなるにつれて,再利用候補となるプログラム文の数が膨大になる.そのため,プログラムの変更とテスト実行の反復回数が増大し,プログラムの修正が完了するまでに非常に長い時間を要する.より短い時間でプログラムを修正するために,プログラムの変更において再利用するプログラム文を絞り込むことが必要である.絞り込みの基準として,更新順と類似度順が先行研究で提案されている.しかし,先行研究では絞り込み基準の提案に留まっており,ツールの実装と評価は行われていない.本研究では,これらの手法を自動プログラム修正ツール jGenProg2 に対しそれぞれ実装し,これらの手法が実際の欠陥修正において有用なのかを評価するため,106個の欠陥に対してツールを実行した.実験の結果,修正欠陥数と修正時間の面において,類似度順および更新順は jGenProg2 よりも優れているとは言えないことを明らかにした. |
論文電子ファイル | a-tanikd_grad.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
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