Kusumoto Laboratory: 松尾, 実装方法の違いによるプログラムの消費電力量および実行時間への影響に関する調査, 2017年2月.
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松尾, "実装方法の違いによるプログラムの消費電力量および実行時間への影響に関する調査," , 2017年2月.
ID 476
分類 学位論文
タグ energy consumption software program sorting algorithm Java Collections classes
表題 (title) 実装方法の違いによるプログラムの消費電力量および実行時間への影響に関する調査
表題 (英文) A Study on Influence of Difference in Program Implementation on Energy Consumption and Execution Time
著者名 (author) 松尾 裕幸
英文著者名 (author) Hiroyuki Matsuo
キー (key) Hiroyuki Matsuo
刊行月 (month) 2
出版年 (year) 2017
刊行形式 (howpublished)
URL
付加情報 (note) 特別研究報告
注釈 (annote)
内容梗概 (abstract) 近年,モバイル端末やデータセンターの数は増加の一途をたどっており,それに伴いプログラムやソフトウェアの消費電力量を削減する必要性がますます高まってきている.消費電力量の削減へのアプローチとしてはソフトウェア面やハードウェア面が挙げらるが,本研究では,ソフトウェア面から議論する.
ソフトウェア面からの消費電力量削減の研究は盛んに行われている.しかしながら,我々は,プログラムの総消費電力量と実行時間との間には,強い相関があるのではないかという仮説をたてた.この仮説が正しければ,消費電力量の削減という問題は,実行時間をいかに短縮させるかという問題に帰着させることができる.
本研究では,独自の電力消費計測基盤eTrackerを開発し,主要なソーティングアルゴリズム,および主要なJava Collectionsクラスについて,それぞれの総消費電力量および実行時間を計測し,両者の相関を調べた.また,消費電力量に与える影響についてのほかの要因として,平均メモリ使用量を取りあげ,これと総消費電力量との間の相関も同様に調べた.
実験の結果,総消費電力量と実行時間との間には強い正の相関がみられた.また,総消費電力量と平均メモリ使用量との間にも正の相関がみられたが,総消費電力量と実行時間の相関ほど強くはなかった.この結果から,開発者がプログラムの総消費電力量を削減したい場合,第一に実行時間,第二に平均メモリ使用量がそれぞれ少ない実装手段を選択すればよいことが示された.
論文電子ファイル h-matsuo_bachelor_thesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可]
BiBTeXエントリ
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        author = {松尾 裕幸},
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          year = {2017},
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