Tweet | |
石原知也, "コードクローンを用いたコード補完," 修士学位論文, 大阪大学, 2014年. | |
ID | 350 |
分類 | 学位論文 |
タグ | Code Clone Code Completion Source Code Reuse |
表題 (title) |
コードクローンを用いたコード補完 |
表題 (英文) |
Code Completion by Using Code Clone Detection |
著者名 (author) |
石原知也 |
英文著者名 (author) |
Tomoya Ishihara |
キー (key) |
Tomoya Ishihara |
学校名 (school) |
大阪大学 |
出版社住所 (address) |
|
刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2014 |
URL |
|
付加情報 (note) |
|
注釈 (annote) |
|
内容梗概 (abstract) |
コードの実装を効率化させる手段の1 つにコード補完がある.コード補完とは,実装途中のコード
の不足部分を自動的に補う機能のことを示し,近年ではコードの再利用支援のためにコード補完を 使用するという研究も行われている.しかし,既存のコード補完手法は実装途中のコードに欠落が無 いことを前提とするため,欠落したコードを補完することは考慮していない.開発者が途中まで実装 したコードに実装漏れがあることは十分に考えられることであり,このようなコードも補完すること ができれば開発者はより信頼性の高いコードを効率的に実装できる. 本研究では,実装途中のコードの後に続く部分の補完だけでなく書き漏らしの可能性があるコード も補完候補として提示する手法を提案する.提案手法は,補完候補となるメソッドをType-3 クロー ンの一種を用いて特定している.それに伴い,本研究では高速なType-3 クローン検出手法を考案し て,補完候補の特定に用いている. 本研究では提案手法をEclipse plugin として実装して被験者実験を行い,書き漏らしの発生状況と 提案手法の有効性を調査した.調査の結果,被験者が実装したメソッドの80%で実装途中に書き漏 らしが発生していることがわかった.また,提案手法は被験者の実装したメソッドの63%に対して 有益な補完候補を提示しており,そのうち31%は書き漏らしコードに対するものであったことも判 明した. |
論文電子ファイル | master-thesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
@masterthesis{id350, title = {コードクローンを用いたコード補完}, author = {石原知也}, school = {大阪大学}, month = {2}, year = {2014}, } |