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高先, 井垣, 肥後, 楠本, "タスクボードとオンラインストレージを用いたソフトウェア開発PBLのためのタスク記録支援環境の構築," 情報処理学会論文誌, 55(1), pp. 199-209, 2014年1月. | |
ID | 321 |
分類 | 論文誌 |
タグ | development pbl recording retrospectives software support task tixrec |
表題 (title) |
タスクボードとオンラインストレージを用いたソフトウェア開発PBLのためのタスク記録支援環境の構築 |
表題 (英文) |
Tixrec: Task Recording Support for Retrospectives in Software Development Pbl |
著者名 (author) |
高先 修平, 井垣 宏, 肥後 芳樹, 楠本 真二 |
英文著者名 (author) |
Takasaki Shuhei,Hiroshi Igaki,Yoshiki Higo,Shinji Kusumoto |
キー (key) |
Takasaki Shuhei,Hiroshi Igaki,Yoshiki Higo,Shinji Kusumoto |
定期刊行物名 (journal) |
情報処理学会論文誌 |
定期刊行物名 (英文) |
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巻数 (volume) |
55 |
号数 (number) |
1 |
ページ範囲 (pages) |
199-209 |
刊行月 (month) |
1 |
出版年 (year) |
2014 |
Impact Factor (JCR) |
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URL |
http://id.nii.ac.jp/1001/00097819/ |
付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
高度なソフトウェア技術者や高度ICT(Information and Communication Technology)人材の育成を目的として,ソフトウェア開発をテーマとしたPBL(Project Based Learning)と呼ばれる教育・学習手法が様々な形態で行われている.PBLでは,振り返りと呼ばれるプロジェクト中にあった問題の発見,原因の分析,対策の考案といった,プロジェクトを継続的に改善することを目的とした活動が重要視されている.ここで,問題の発見や原因の定量的で客観的な分析を行うためには,プロジェクト中に誰がどのようなタスクをいつ実施したかといった正確なタスク記録が必要不可欠である.しかしながらPBLでは,タスク記録時に記述漏れや入力誤りが発生することがある.実際に過去に行われた研究では,記録された全タスクのうち約40%ものチケットに何らかの誤りが存在していた.この問題の原因としては,タスク記録時の入力コストや,作業時間の計測コストの大きさがあげられる.そこで本研究では,タスク記録時の入力コストの削減と作業時間の自動計測を目的として,タスクボードとオンラインストレージを用いたタスク記録支援システム「TixRec」を提案する.タスクボードによってより直感的なタスクの変更や記録を実現し,オンラインストレージに保存された編集履歴を用いることで,チケットに記録されたタスクに対応するファイル情報を用いて,作業時間の自動計測を実現する.TixRecを用いた4人の被験者を対象とした評価実験により,タスク記録に要する時間が76%~93%削減され,ユーザビリティ評価においても,既存のチケットシステムより優位であることが確認された.作業時間の計測においても,誤差が平均26秒,最大でも146秒に収まっていた. |
論文電子ファイル | 利用できません. |
BiBTeXエントリ |
@article{id321, title = {タスクボードとオンラインストレージを用いたソフトウェア開発PBLのためのタスク記録支援環境の構築}, author = {高先 修平 and 井垣 宏 and 肥後 芳樹 and 楠本 真二 }, journal = {情報処理学会論文誌}, volume = {55}, number = {1}, pages = {199-209}, month = {1}, year = {2014}, } |