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榛葉浩章, "Java Modeling LanguageからObject Constraint Languageへのモデル変換技法に基づいた変換手法の提案," , 2012年2月. | |
ID | 199 |
分類 | 学位論文 |
タグ | OCL JML RTE Model Translation |
表題 (title) |
Java Modeling LanguageからObject Constraint Languageへのモデル変換技法に基づいた変換手法の提案 |
表題 (英文) |
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著者名 (author) |
榛葉浩章 |
英文著者名 (author) |
Hiroaki Shimba |
キー (key) |
Hiroaki Shimba |
刊行月 (month) |
2 |
出版年 (year) |
2012 |
刊行形式 (howpublished) |
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URL |
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付加情報 (note) |
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注釈 (annote) |
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内容梗概 (abstract) |
RTE (Round-trip Engineering)は設計段階と実装段階を往復しながらソフトウェア開発を行う手法である.RTEを実現するためには設計段階のモデルと実装段階のソースコードの双方向の変換が必要である.
著者の研究グループではOCL (Object Constraint Language)とJML (Java Modeling Language)の間の変換について研究しており,既存研究ではOCLからJMLへの変換を構文変換によって実現している.しかし,MDA (Model Driven Architecture)ではモデル変換的な変換手法が主流である.既存研究では,構文定義と変換機構が分離されていないため再利用性が低いことが課題として挙げられる.また制約記述レベルでのRTEを実現するためにはJMLからOCLへの変換が必要である. 本研究では制約記述レベルでのRTE実現の支援を目標として,モデル変換技法に基づいたJMLからOCLへの変換手法を提案する.今回は試作型として基本演算と,OCLのcollection演算に対応するループ演算の一部の変換を実装した.変換はEclipseのプラグインXtextを利用して実現した.具体的にはJMLの構文モデルの定義,JMLからOCLへの変換ルールの定義を行った.Xtextでは定義した構文モデル専用のエディタを生成することが可能で,ユーザは生成されたエディタを用いることで入力時点でのソースコードの構文チェックを行うことが可能になる.また、実装した変換ツールの性能評価を行うために、在庫管理プログラムに対して実装ツールの適用実験を行った。在庫管理プログラムの各メソッドには,過去の研究でJMLが付加されている。結果は人手で記述されたJMLのうち78.4%をOCLへ変換できた.またJMLは基本演算による記述が大部分を占めていることなどからも,変換の有効性を確認できた |
論文電子ファイル | graduation-thesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可] |
BiBTeXエントリ |
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