Kusumoto Laboratory: 藤本, 抽象構文木を利用したファイル間の移動コード検出, 2020年2月.
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藤本, "抽象構文木を利用したファイル間の移動コード検出," , 2020年2月.
ID 636
分類 学位論文
タグ
表題 (title) 抽象構文木を利用したファイル間の移動コード検出
表題 (英文)
著者名 (author) 藤本 章良
英文著者名 (author) Akira Fujimoto
キー (key) Akira Fujimoto
刊行月 (month) 2
出版年 (year) 2020
刊行形式 (howpublished)
URL
付加情報 (note)
注釈 (annote)
内容梗概 (abstract) ソフトウェア開発において,開発者がソースコードの差分を理解することは重要である.ソースコードの差分を検出するツールとしてGumTreeがある.GumTreeは変更前後のソースコードを入力として受け取ると,内部で抽象構文木を生成し,削除・挿入・移動・更新といった操作を抽象構文木のノード単位で検出する.しかし,GumTreeは単一ファイルの差分しか検出できないため,ファイルを横断するソースコードの移動を検出できないという問題点がある.そこで本研究では,プロジェクトに含まれる全てのソースファイルから1つの抽象構文木を構築し,ファイルを横断するソースコードの移動を検出する手法を提案する.そして8個のオープンソースソフトウェアに対して提案手法を用いて実験を行った結果,全てのプロジェクトから合計で76,600個のファイルを横断する移動を検出できた.また,検出結果を確認したところ,ファイルを横断するソースコードの移動やファイル名に,いくつかの特徴が得られた.さらに,ソースコードの移動を検出できる既存ツールと比較を行った結果,提案手法のみが検出できる移動の特徴についても明らかになった.
論文電子ファイル a-fujimt_bthesis.pdf (application/pdf) [一般閲覧可]
BiBTeXエントリ
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